広島 新助っ人トリオは放任主義で日本に適応

2020年01月29日 16時30分

 広島が“放任主義”で新助っ人の適応を促している。今年の新加入はホセ・ピレラ外野手(30=前フィリーズ)、DJ・ジョンソン投手(30=前ロッキーズ)、テイラー・スコット投手(27=前オリオールズ)の3選手。広島といえば外国人選手とその家族に対する手厚いケアで活躍をサポートすることで知られるが、最近では球団側に「過保護にしない」との方針があるという。

 背景にあるのが2018年まで7年間にわたって広島でプレーし、14年には本塁打王に輝いたブラッド・エルドレッド氏(39=現駐米スカウト)の成功例だ。「ブラッドは何でも自分でやろうと努力して日本に適応していった。(職員に)頼り過ぎる外国人選手は成功しない」と球団関係者。実際にピレラ、DJ・ジョンソン、スコットの3選手は27日に入団会見を終えると、3人で広島市内のお好み焼き屋に入り決起集会を開催。スコットによれば「すし屋を探してホテルを出たが、おいしそうなお好み焼き屋があったので変更したんだ。注文も指をさしながらできたし、箸も使えたよ」と楽しい時間を過ごせたようだ。

 チーム関係者は「あれこれと手を焼き過ぎないようにしている。最初からやり過ぎると選手が頼り過ぎて自分で何もできなくなる。できることはやってもらうというスタンスです」と説明する。宿泊先に移動する際のタクシーにも球団職員はあえて同乗せず、料金の支払いなども自分たちでしてもらう。何事も自力でチャレンジし、早く日本文化に慣れてもらおうというわけだ。3選手がストレスを感じることなく日常生活を送れるようになれば、グラウンドでもいい仕事をしてくれるに違いない。