ソフトバンク復帰の城島氏「雀鬼のジョー」に

2020年01月29日 16時30分

城島氏は下ネタも大歓迎!?

 いきなり本領発揮だ。ソフトバンクの城島健司会長付特別アドバイザー(43)が28日にヤフオクドームで行われた監督コーチ会議に出席し、選手と積極的に交流していく意向を示した。しかし、そのための大事なツールとなり得る麻雀のチーム内での地位低下には「悲しいです」とポツリ。長崎・佐世保の実家はかつて雀荘を経営していたことでも知られ、現役時代に“雀鬼”と恐れられていたジョーの復帰が「麻雀文化復権」のきっかけとなるかも注目される。

 会長付特別アドバイザーとしての初仕事となった監督コーチ会議で、城島氏は「城島です。得意科目は釣りと麻雀です。よろしくお願いします」と自己紹介し、場を和ませたという。

 球界復帰は8年ぶり。宮崎での春季キャンプには初日から10日間ほど参加する予定で、最初は捕手出身らしく「見」から入る。「まずはグラウンドの端っこで雰囲気を感じようと思ってます。この選手がなぜ結果を出しているのか、逆に結果を残せないでいるのか。その選手がプレーしている空間に行かないと感じられない。そういうものを感じる時間にしたい」と話す。

 技術指導はしないそうだが、ナインからの質問は大歓迎で「政治経済から下ネタまで何でも答えられることであれば答えます」。同僚だった和田を介するなどして、グラウンド外のコミュニケーションも図っていくつもりだという。

 そのためにも、城島氏にとって欠かせないツールとなりそうなのが麻雀だ。現役時代には投手を含めた同僚たちと卓を囲み、牌をジャラジャラしながら個々の性格を把握するなど野球にも生かしてきた。しかし、球界を離れていた8年の間に状況は一変。城島氏は自ら切り出す形で「麻雀のメンツを探してみたんですけど、いないんですよ。最近いないですねえ。今後の麻雀界が心配になってきました。悲しいですよ」と言って視線を落とした。

 確かに、チーム内で麻雀文化は廃れてしまっている。選手間で卓が囲まれたという話もない。かつてキャンプ地のホテルにあった麻雀ルームも時代の流れか、なくなってしまった。

 ただ、プロ級と言われる城島氏と渡り合えるかは不明ながら、麻雀アプリで遊んでいたり、学生時代の経験で打つことができると話す若手選手も存在する。賭け事はご法度ながら、純粋な知的ゲームとしての麻雀は野球にも通じることから、ある球団フロントも「もちろん、やることはOKですから」と背中を押す。

 国内プロリーグ「Mリーグ」の発足をきっかけに潜在的なプレーヤーを含め、麻雀人口が回復しつつあるとも言われている。レジェンドである城島氏に性格を知ってもらうきっかけになるとあれば“立候補”する選手が出てくるかもしれない。

 城島氏といえば、現役時代はここ一番で頼もしい活躍を見せてきた。キャンプ地で再び卓が立つかは分からないが、すでに存在感も抜群で常勝軍団に新たなエキスが加わることは間違いない。