ソフトバンクが夢の100億円軍団へ着々 平均年俸1億円突破

2020年01月25日 16時30分

 夢の大台到達で孫オーナーの掲げたマニフェストにまた一歩近づいた。ソフトバンクの契約更改が母国・キューバから米国に亡命したコラスを除き終了。支配下選手の平均年俸が1億円を突破した。

 24日にはデスパイネ、グラシアルと合意。ともに1億円前後のアップと見られる2年契約を結んだ。昨年5月に選手会が発表した総年俸は税抜きの数字で39億2303万円。ここに契約更改のアップ分や、退団選手と新入団選手の差額、新加入を含む助っ人9選手の今季の新たな年俸が加わる。支配下66選手の総年俸は少なめに見積もっても67億円超となる。

 球団幹部は「決して金額で争っているわけではないですけど、球団として目指すところは世界一ですからね。その点でいえば(米球界との総年俸の比較で)まだ下です。これで独立採算で黒字でいけている。さらに強いチームとなっていかなければならない」と話した。

 あくまでも通過点だ。かつて孫オーナーが球団買収時に掲げたのが“総年俸100億円軍団”だった。当初は夢物語だったが、少しずつ現実味を帯びてきている。球団として目指すは10年連続の日本一。現状でも「これだけ勝ってくれていたら下げる要素がない」(球団フロント)。選手の入れ替わりがあるとはいえ、この強さが続けば総年俸がさらに膨らんでもおかしくはない。

 加えて“外的要因”もある。球界として年俸は右肩上がりの傾向。しかも「楽天がすごい金額をつぎ込んできている。(結果的にロッテにFA移籍した)福田のようにうちから戦力を抜くという意思も感じる。この流れが続くなら上がっていくことになるでしょうしね」(球団関係者)。

 2020年シーズンはリーグV奪回、そして巨人V9以来となる4年連続の日本一が目標のソフトバンク。常勝軍団としてバク進している。

 =金額はすべて推定=