ヤクルト・奥川の二軍キャンプ濃厚 厳しいマー君への道

2020年01月23日 16時30分

ショートダッシュを繰り返す奥川

 マー君の道をたどる――とはいきそうにない。ヤクルトのドラフト1位ルーキーの奥川恭伸投手(18=星稜)が22日、埼玉県戸田市の戸田球場で第4クール第2日の練習に参加した。右ヒジの軽い炎症によるノースロー調整が続いている。

 そんな奥川は2月から始まる春季キャンプは二軍スタートが濃厚。それだけでなく、開幕一軍も厳しい状況だという。チーム関係者は「キャンプ前にもう一度、検査を受けて、一から作り直す作業がある。開幕は難しいでしょう」と話す。

 高卒ながら完成度が高いと評される奥川にはドラフト直後から「マー君のように1年目から活躍していってほしい」との声があった。奥川自身も憧れるヤンキースの田中将大投手(31)は1年目からローテーションを守り、28試合に先発し11勝7敗の好成績を残した。

 別のチーム関係者も「検査で問題ないとされても、キャッチボールではなくネットスローの段階からの再スタートとなる。そこから段階を踏んで投げていくので、順調でも(開幕は)厳しい」と打ち明けた。

 この日は最高気温が7度、最低気温が2度の冷え込む一日となった。石川県出身の奥川は「寒かったです」としつつも「向こうだと毎日こんな感じなので。動きだしたら大丈夫です」と笑顔。今はひたすら“焦らず慎重に”をテーマに調整を続けている。