「今が野球人生のピーク」ソフトバンク・松田宣が目標を上方修正

2020年01月22日 16時30分

心身充実している松田宣。永遠の熱男だ

 ソフトバンク・松田宣浩内野手(36)が新シーズンの目標を上方修正した。「きっちり30本打ちます!」。3年連続30本塁打が今季の目標だったが、30発超えがあくまで「ノルマ」という。

 オフの節制と充実した自主トレにより、過去最高レベルの肉体を手に入れたことが理由だ。グアムから帰国後、母校・亜細亜大などでトレーニングを継続してきたベテランは「若い人たちの力を借りて鍛えることができた。体が軽いし、自分の中で『これならいける』っていう自信がある」。

 牧原ら自軍の後輩に加え他球団からの志願者を帯同した約10日間のグアム自主トレでは、過去最大量のランニングメニューを消化。「今オフはこれまでよりも食事面で節制したので理想の体重をキープできた」と例年オフは90キロを優に超えることもあった体重は21日時点で86・5キロ。過去最高レベルの肉体を宮崎春季キャンプ前に準備できたことが自信につながっている。ゆえに「打ちたいじゃなく、今年は30本を“きっちり”打ちます」と、球団では師匠・松中信彦氏(2003~05年)以来の3年連続30本塁打をノルマに設定した。

 5月に37歳になる男がこれほどまでに活躍を確信するのには、2年ほど前からバロメーターにしている“特別な感覚”があるからだ。「僕なりの感覚ですごく大事にしているものがあって、それが“目の軽さ”なんです。重く感じるとうまくボールを捕まえられない。僕はこの感覚が経験則で体重の増減と関係があると分かった。86キロ~88キロの時に軽く感じて、出力も落ちないのでヒットも大きいのも打てるんです」。熱男ならではの感覚だが、松田宣が最敬礼する王球団会長も松中氏もかつて独自に「目の感覚」の重要性を打撃の神髄に挙げた。

 近日中に大トリで球団との新契約を締結する松田宣。「今が野球人生のピーク」と胸を張る熱男が、これからも常勝軍団をけん引する。