西武・辻監督 秋山の穴は投手力底上げで埋める「やってくれなきゃプロじゃない」

2020年01月21日 16時15分

今季のスローガン「Leolution」を発表した西武・辻監督

 西武・辻発彦監督(60)が21日、リーグ3連覇を目指す2020年シーズンのチームスローガン「Leolution!」を発表した。

 指揮官はライオンズ命名から70周年となる今季にかける思いを「レボルーションにかけてレオをはめ込んだ。改革、発展、変革であるとか、また令和に替わってライオンズが70周年を迎えるということでこれにしました」と説明。17年の就任以来、3年間続けてきた「Catch」を外したことにも触れながら「監督になって3年が終わって確実に(優勝)フラッグも取れましたし(目標を)達成してきた。私が入ってから中堅である選手たちが経験を積んで3年間で立派に成長してきた。その選手たちが優勝、日本一に向けて一人ひとりがチームを引っ張る気持ちを持ってもらいたい。チームということを一番に考えて選手自身の心も大きく変わってもらいたい」と続けた。

 そして辻監督は昨年の菊池、浅村、炭谷に続き主将で不動の「1番・センター」秋山が抜けた今季の戦力ダウン分を投手陣の奮起に求めている考えも明らかにした。

「昨年、打ち勝った、打ち勝ったと言われた投手陣が、どういうふうに奮起してくれるか楽しみ。今年期待しているのは投手陣ですよ。何かやってくれるハズ。でなきゃプロじゃないって。(チーム防御率4・35の)あの投手陣で野手が打って優勝した。みんながそう言われて『じゃあ投手陣がんばろうよ!』となってもらわなきゃ困る。松本、今井、光成、本田にしても去年頑張ったけどもう一つ乗り切れなかったのは気持ちの中で弱かったところがあったと思う。個々に思ってもらわないと」

 侍ジャパンの1番でもあった代えの利かないチャンスメーカーが抜けた今季、その秋山の穴を埋め切れず苦戦するであろうことはもはや折り込み済み。攻撃力が落ちる分をどう発展途上の投手陣が失点を防いで補えるか。攻撃一辺倒から本来理想とする投手力を中心とした守り勝つ野球へ。V3構想はそんな理想へ一歩でも近づけるよう若い投手力の奮起が期待されている。