堀内恒夫氏が高木守道さん追悼 頭部死球に「気にするな」

2020年01月18日 20時35分

高木守道氏

 元巨人監督の堀内恒夫氏(72)が18日、自身のブログを更新し、17日に急性心不全のため急死した元中日監督の高木守道さん(享年78)をしのんだ。

「また1人…偉大な先輩が旅立ってしまったね。元中日ドラゴンズ 高木守道さん」と切り出した堀内氏。プロ野球史上屈指の名二塁手である高木さんとは、もちろん何度も対戦したが、特別な思いがある。

「俺ね 高木さんとの対戦は 忘れることはない。何故なら3回デッドボールを当てちゃってるんだ」。そう告白すると「俺が18歳でプロの世界に飛び込んだ時 当時の中日のスタメン 1番 中 利夫さん 2番 高木守道さん この1,2番コンビが嫌でね バッティングもさることながら 俺の場合 小柄な選手が苦手でね 特に高木さんはベース板にくっつくように立たれるもんだからホント、投げにくかったよ。コントロールもままならない若い頃に2回 その2回とも頭部に当てちゃったんだ」と振り返った。

 今なら危険球で即退場となるケースだが「もちろん、当てようと思って投げているわけじゃないけど 当ててしまった方も心に残るもんなんだ。次の日ベンチに謝りに行ったんだけど『気にするな』 高木さんはそう言ってくださった」。

 その後は気をつけていたそうだが、肩へ3度目の死球をぶつけてしまった。その時は高木さんもヘルメットを投げて激怒。翌日、堀内氏は自宅に謝りに行ったそうで「その時も『気にするな。俺もヘルメットを投げて大人げなかった』 そんなような言葉をかけてくださったんだ」とつづった。

 また、高木さんの代名詞ともいえるバックトスにも衝撃を受けた。「俺が鮮烈に記憶しているのはショートにバックトスして投げた時 当時バックトスなんてやる人いなかったからね。俺の記憶だと高木さんが初めてじゃないのかな? それからみんなが高木さんのバックトスを真似するようになった」

 最後は「具合が悪いなんて聞いていなかったし…年齢は俺より6つ上かな。まだまだご活躍されるべき方だっただけに残念でならないよ。高木守道さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」と結んだ。