中日 R・マルティネス来日にヤキモキ

2020年01月14日 16時30分

R・マルティネス

 中日守護神のR・マルティネス(23)の今季スタートがゴールデンウイーク明けまでずれ込む可能性が出ている。キューバ代表メンバーとして五輪予選出場が濃厚なため、いつ来日できるかまったくわからない状況なのだ。

 キューバ代表は3月下旬に米大陸予選に出場。優勝すれば五輪切符ゲットとなるが米国、ドミニカ共和国、プエルトリコなどの強豪国がひしめいているだけに優勝へのハードルはかなり高い。2位か3位に終わった場合は4月に台湾で行われる世界最終予選で最後の1枠を争うことになる。

 米大陸予選は8か国、世界最終予選は6か国で1枚の五輪切符を争うだけに心身ともにすり減らすタフな戦いになるのは必至。それだけに五輪予選事情に詳しい球界関係者は「3月のアメリカ大陸予選、4月の世界最終予選に連続で出場すればかなりハード。その後に来日してもすぐに万全の状態で投げるのは難しい。ゴールデンウイークにも間に合わないんじゃないか」と指摘する。中日サイドも「キューバから(五輪予選に向けたスケジュールの)連絡がまだ来ていない」(球団関係者)とヤキモキしている状況だ。

 東京五輪の影響で今年の開幕は3月20日と例年より早いだけに、5月中旬まで守護神不在が長引くようなことになれば中日にとって大きな痛手。「マルティネスの五輪に向けてのスケジュールがはっきり決まってからなんですけど、もし開幕に間に合わなければマルティネスは最初から(抑え候補から)外しておこうかなと思います。いない選手を想定していても仕方ないので。いろんなキューバとの事情の中で考えていこうと思います。岡田も去年頑張りましたから」と12日の「サンデードラゴンズ」(CBC)で語った与田監督だが、心中穏やかではないはずだ。