4番誠也の後を打つ男 広島・松山の覚悟

2020年01月11日 16時30分

打撃練習をする松山

 広島・松山竜平外野手(34)が名誉挽回に燃えている。10日、母校である鹿児島・鹿屋中央高での自主トレを公開。広島・林とともに午前中はウエートトレやランニング、午後からは打撃練習などに取り組んだ。

 昨季は開幕直後からの打撃不振で打率2割5分9厘、6本塁打、49打点と成績を落としたとあって「オフもずっとバットを振ってきた。2月にはしっかり振れる状態になる。キャンプからでは遅いので」とスロースターター返上に向けて例年以上のハイペース調整だという。

 そんな松山にはチーム内からも復活を望む声が上がっており「去年は(鈴木)誠也の後ろを打つ選手がいなかったのが痛かった。そこを松山がしっかり担ってくれれば得点力は違ってくる。もともとの技術はチームでもトップレベル。本来の力を発揮してほしい」(チーム関係者)。

 4番を打つ鈴木誠也外野手(25)の直後の打者が結果を出せるかが今季のチームの浮沈の鍵を握ると見られているが、松山本人も「これまで以上に相手は誠也との勝負を避けると思う。そこで僕がかえせるようにしたい」と5番定着に向けて腕をぶしている。

 目標に掲げる30発到達に向けて“吉田正尚バット”の導入も検討中で「そこまでやりにくいなというのはない。飛距離も上がっている」と手応えをつかみつつあるという。この日のフリー打撃では母校の校舎を直撃する推定130メートル弾をかっ飛ばし、見守った野球部の後輩たちの度肝を抜いた。鈴木誠とのコンビでV奪還に貢献したいところだ。