広島・会沢が護摩行 V奪還へ炎の誓い

2020年01月10日 16時30分

護摩行に臨んだ会沢

 広島・会沢翼捕手(31)の今年の活躍にあの大物住職が太鼓判を押した。会沢は9日に、石原慶幸捕手(40)、小窪哲也内野手(34)、堂林翔太内野手(28)とともに鹿児島・最福寺でオフ恒例の護摩行を敢行。燃え盛る炎で顔にやけどを負いながら1時間半、お経を唱え続け「今年は絶対優勝するんだという気持ち。今年は絶対優勝するんだという気持ちでチーム一丸となって頑張っていきたい」とV奪還を誓った。

 そんな鯉の正妻に期待を寄せるのが護摩行を執り行った最福寺・池口恵観法主(83)だ。己に勝つことで人を見る力も付けるとの意味の「闘球克己」という言葉を授けたことを明かした上で「やる気が違う。(炎に向かって)前へ前へ向かっていた。会うたびに『自分を制しなさい』と言っているが、それが奏功している。まだ伸びますよ」と年々進化する姿に目を細めた。

 さらに、池口法主は昨年開催された「プレミア12」では侍ジャパンの一員として貢献した会沢の東京五輪本番での活躍まで大胆予告。自国開催の五輪となれば計り知れない重圧がのし掛かるが「彼ならば五輪本番でも間違いなくやってくれます。明日以降も(護摩行で)さらに鍛えますしね」とキッパリ言い切った。

 池口法主から見て、それだけ会沢の心技体が完璧に近いということ。「彼らを超えてきているんじゃないですか」と愛弟子であり名球会入りを果たしている金本知憲氏(51)や新井貴浩氏(42)らの全盛期以上の気力の充実ぶりであると断言するほどだ。

 昨季限りで選手会長の座を田中広輔内野手(30)に譲ったものの「広輔をサポートしながらチームのことを見ていきたい」と引き続き鯉のリーダー役を務めるつもりの会沢。“恩師”からのエールに応えるべくフル回転のシーズンにしたいところだ。