中日の育成ドラ1・松田 根尾と秀才合体

2020年01月09日 16時30分

入寮した松田

 中日から育成ドラフト1位で指名された松田亘哲(ひろあき)投手(22=名大)が2年目の根尾昂内野手(19)の言動にシンパシーを感じている。

 8日にナゴヤ球場に隣接する合宿所「昇竜館」に入寮したが、昨年の根尾と同様に持ち込んだ荷物にテレビはなし。「別に見ないので持ってこなくてもいいかなと思って。(テレビ置き場は)そこは自分の学習スペースになると思う」と涼しい顔で話す。

 代わりに段ボールに大量に入れて持ち込んだのは計18冊もの本。卒論テーマは「ナチス・ドイツの雇用創出政策」とあって関連する硬派な書籍や野球に関係するものがほとんどだが、その中に1冊だけ熱烈な日向坂46ファンで推しメンの渡邉美穂の写真集もちゃっかり持ってきた。硬軟織り交ぜたチョイスに「厳選して持ってきました。役に立つのは全部です。こっちでも読むだろうなという本ばかりです」と笑顔を見せる。

 寮には渋沢栄一の「論語と算盤」を愛読し読書家として知られる根尾がおり、秀才同士で本の貸し借りを通じて親睦が深められそうだ。松田は「自分は本が楽しいから読むというよりも、必要だから読むという感じで趣味ではないので」と言いつつも「(根尾から)いい本があるというなら話をしたい。野球のことだったり、運動の根本だったり、体のつくり方とか。自分もこの本がいいよ、これは理にかなっているというのは僕もあるので」と早速、根尾との情報交換を楽しみにしている。3歳下の根尾に“弟子入り”する松田の躍進が見られるか。