ポスト秋山・山野辺“辻ステップ”会得に集中

2020年01月09日 16時30分

足が武器の山野辺

 大リーグ、シンシナティ・レッズ入団が決まった秋山に代わる西武「1番打者」の大穴候補、山野辺翔内野手(25)が“辻ステップ”マスターに集中している。

 プロ1年目の昨季は29盗塁でイースタン・リーグ盗塁王に輝いた山野辺。綱島の代役で派遣された台湾ウインターリーグでは打率3割8分9厘、2本塁打、3盗塁の爆発を見せながら現地の食事が合わずに準決勝、決勝を前に無念の辞退。「台湾の人には申し訳ないんですが、ホテルの食事がほぼダメでカップラーメンばかり食べていました。準決勝からは吐いてしまって球場に行けなかった」と苦い経験を振り返った。

 中学、高校の先輩でもある楽天・茂木とともに自主トレを行いながらプロ2年目の今季、侍ジャパンの常連になりつつある万能二塁手・外崎という高い壁に挑むことになる。

 山野辺は「打撃よりもボクの場合はまず守備が問題ですから。自主トレ中もずっと監督に教わった(守備の)フォームを繰り返している。まず(打球を)見て前に出るのか下がるのかの判断がプロの速い打球に対してできないといけない。今までの小刻みに(ステップを)踏んで打球に合わせていく癖を修正して、(ステップに)強弱をつけていかないと」ときっぱり。課題である辻監督直伝の捕球動作に入る直前の足の運びについて解説した。

 この“辻ステップ”をマスターするために自主トレパートナー・茂木にはあえて守備の助言を求めないようにしているという。「茂木さんの意見を入れると頭がこんがらがってしまうので、茂木さんからはバッティングのアドバイスしかもらっていません」という山野辺。不動の1番打者・秋山が抜ける今季は今後のプロ野球人生を分ける勝負の年となってくる。