ダース・ベイダー清宮が誕生!? 覚醒のカギは「イメチェン」

2020年01月07日 16時30分

今年の漢字に「幸」を書き記した清宮

 入団3年目を迎える大器は覚醒するのか。日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が6日に千葉県鎌ヶ谷市の球団施設で自主トレを公開した。ここ2年はケガの影響などで秘めたポテンシャルを発揮できずにいるが、栗山監督からは「3割、30本打てる選手」と大きな期待を寄せられている。本人も「本塁打を30、40本打ちたい」と意気込む中、チーム内から“イメチェン”を勧める声が出ている。

 右肘関節形成術の影響で、現在はリハビリ中の身。それでも昨年末から打撃練習を再開したとあって、清宮は「まだ100%では振れてないですが、違和感も不安もないです。(力加減は)6割というところでやっていました。(昨年末と)同じくらいです」と、リハビリが順調に進んでいることを強調した。

 ルーキーイヤーの2018年は出場53試合で打率2割ジャストの7本塁打、18打点。昨季は球団の高卒2年目では東映時代の1960年・張本勲以来となる4番での出場も果たしたが、81試合で打率2割4厘、7本塁打、33打点と伸び悩んだ。

 さらに、18年の開幕前には局限性腹膜炎で緊急入院し、昨年3月もオープン戦で右有鉤骨を骨折するなどケガに悩まされてきただけに「キャンプまでには全力で振れるよう、無理せず、じっくり、ゆっくりと振っていきたいです」。飛躍を期待される中でも焦っている様子はない。

 そんな清宮を巡ってチーム内では、ひそかに“イメチェン計画”が話題になっている。内容は登場曲について。昨年までは「スター・ウォーズのテーマ」を使用しており、壮大な音楽の中での登場は今や清宮の代名詞と言っても過言ではない。

 そこで、ある選手は「幸太郎は、おっとり優しい印象があるから、もっと威圧感のある曲のほうがいいんじゃないですかね。同じスター・ウォーズ関連なら、ダース・ベイダーのテーマ曲とかのほうが『出てきたぞ!』と思われるんじゃないでしょうか」と提案する。

 3年目を機に“脱おっとり”を図り、威圧感のある“ダース・清宮”になれば球場内の空気も一変して、今までになかった力が引き出されるのではないかというアイデアだ。当の清宮は登場曲について「今のところ同じで」と現状維持が既定路線だが、同僚の意見にも一理ある。

 栗山監督から「3割、30本打てる」と背中を押されている清宮は「スイッチを入れてくださるので、なんとしてもというところです」と期待に応える覚悟だ。今年のテーマの漢字に「幸」を挙げ「幸ある年にしたい」と笑顔で語った背番号21は、どんな変貌ぶりを見せてくれるのか。