オリックスのドラフト1位・宮城大弥投手(18=興南)が6日、大阪市内の合宿所に入寮した。宝物として持参したのが猫の顔がプリントされた枕。昨年9月から興南の寮で使っていたもので「動物が好き。中学の時にブッチという名前の猫を飼っていたけど、いなくなって…。ブッチを思い出すんです」と愛猫への思いを口にする。

 ふだんから動物と触れ合うようにしており「近寄ってきてくれる動物を触るようにしてます。心が癒やされる。グラウンドに飛ぼうとしているけど飛べないハトがいたことがあって、捕まえて木に乗せてあげたこともあります」。心優しい宮城だが、マウンドでの勝負度胸は一級品。そのギャップをプロでも見せつけたい。