ヤクルト五十嵐“40歳の喝”「選手の頑張り足りない」

2020年01月04日 16時40分

チーム最年長の五十嵐

 チームのためにさらなる重責を背負う。ヤクルトの五十嵐亮太投手(40)がナインに熱いゲキを飛ばしている10年ぶりに古巣復帰した昨季は5勝1敗、防御率2・98。チーム最年長のベテランは日米通算22年目のシーズンを「前半戦と後半戦に分けてしまうと、かなりの差が生まれてしまった」と振り返り「数字だけ見ると悪くはない。でも実際、内容となると僕は数字ほど納得していない」と厳しく評価した。

 昨オフの契約更改では球団側との話し合いで「選手の頑張りが足りないと自分自身、感じていると伝えた」という。球団関係者によれば、五十嵐は本拠地・神宮球場の観客動員数の増加に驚く一方で「選手がもう少し頑張れるのでは」と、もどかしさも感じたようだ。

 厳しく言うのもチームを思ってのこと。球団関係者は「(五十嵐)亮太は若いころ、すごい練習していた」と話し「背中で見せるタイプではあるけど、今年は石川や青木の3人で若い選手の見本になってほしい」と期待を寄せる。

 昨季は中継ぎながら4月に5勝を挙げるなど最下位のチームの中で獅子奮迅の活躍をした。日米通算905試合に登板しており、残り39試合で国鉄、巨人で活躍した金田正一氏に並ぶ。「石川が200勝を目指しているように自分も(記録を)目指していきたい」と意欲を燃やすベテラン右腕が成績以外でも存在感を見せる。