【プロ野球大将 】プレミア12優勝に導いた稲葉監督の人柄と人望

2019年12月28日 16時50分

プレミア12を制し、シャンパンファイトする稲葉監督

【プロ野球大将 世界一の大将:稲葉篤紀監督(侍ジャパン)】侍ジャパンは11月に開催された「第2回プレミア12」で初優勝。今年のプロ野球を大団円で締めくくった。大会前には辞退者が続出し「プレミア感がない」とやゆされるなど期待より不安のほうが多かった。東京ドームで行われたスーパーラウンド(SR)でも最初は空席が目立ったが、SR最終戦と決勝の韓国2連戦は連日4万人を超える観衆が詰めかけ、決勝戦のテレビの平均視聴率も19・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大盛況だった。

 選手の健闘もさることながら、指揮官の気配りも見逃せない。稲葉監督は1次リーグが行われた台湾への移動の際、行きも帰りも「自分はいいから選手たちを優先してほしい」と用意されたビジネスクラスではなく、エコノミー席に座ったという。その人柄と人望がナインの心に響いたことは想像に難くない。来夏の東京五輪でも「ONE TEAM」となった稲葉ジャパンが必ずや期待に応えてくれるはずだ。