中日・京田 憧れの鳥谷流ミニグラブで全試合出場だ

2019年12月26日 16時30分

京田が来季目指すところは…

 目指すはビッグならぬスモール。中日・京田陽太内野手(25)は今季、正遊撃手として140試合に出場し、打率2割4分9厘、3本塁打、40打点、17盗塁の成績を残した。しかし、3年目で初めて開幕スタメン落ちの苦汁をなめたことで「一番悔しかった。野球を辞めるまで忘れない」と、来季はプロ初のフルイニング出場を目標に掲げる。プロ野球選手として“大きく”ならないといけない立場だが、なぜか“小さく”をテーマに結果を出すという。それはグラブのことだ。

 かねて阪神を自由契約になった鳥谷敬内野手(38)に憧れていた京田は関係者を通じてグラブを譲り受けたそうで「汚れないように室内練習場とかでたまに使わせてもらっている。僕のと形が全然違う。すごく個性があって小さい」と興奮気味に話す。

 名手は素手感覚を好みグラブがどんどん小さくなる傾向がある。京田も「僕も年々小さくしていってます。鳥谷さんと同じぐらいまで小さくするのは、なかなかそこまでは」と謙遜するが、少しでも鳥谷モデルに近づきたいという。

 いまだに去就が決まらない鳥谷に対しては「もちろん、気にはしてます。どうなるかなと。グラウンドであの背番号1が見えなくなるのは寂しいです。鳥谷さんみたいに同じ背番号つけているのでいつかはああなりたいですし、そのために1番をつけたので。高校のときに同じ右投げ左打ちで遊撃で憧れてきた。やっぱり試合にずっと出ることがプロ野球選手としての責任というか、けがをしないというのがポリシーで、鳥谷さんもずっとフルイニングで出ていたので、そこに僕も共感しています」と力説する。

 今年はゴールデン・グラブ賞を逃し、悔しい思いもした。来季は同賞を5度受賞している鳥谷のように、できるだけ小さいグラブで初戴冠する決意だ。