中日・根尾 「継続は力なり」で来季逆襲へ

2019年12月25日 16時30分

児童の前で授業をする根尾先生

 中日・根尾昂内野手(19)は来季もブレない!

 黄金ルーキーとして注目されながら今季は2試合で2打数2三振に終わり、プロ初安打は来季以降にお預け。二軍では108試合に出場して打率2割1分、三振はウエスタン・リーグワーストの127個も喫した。

 それでも持ち前のフルスイングは「やめようと思ったことはないですね。それが僕のやり方というか長所だと思っている。当てにいっちゃったら普通の選手になっちゃうので」ときっぱり。その上で「対自分じゃなくて、対相手の中でやっぱり投手が嫌がるし、相手にとっても圧がある。フルスイングで捉えられるようになってきたら、やっぱり簡単なコースには投げられない。どうやってファウル取ろう、どうやってストライク取ろうとなってくる」と相手目線で力説する。

 ここまで自信を持って言えるのも過去の自分をしっかり見つめ直せたからだ。24日に日本サッカー協会と日本プロ野球選手会が共同で行う「こころのプロジェクト」事業で「夢先生」として長野・千曲市立上山田小で教壇に立った。児童たちに伝える内容を事前に考えているうちに「中1も、高1も、プロ1年目もけがをしたというところで共通点があった。いつも1年目うまくいかないな、みたいな感じがずっとあって、やり返してきたというか、周りもああダメだなみたいなところから、自分で考えてやってきた。ずっと『継続は力なり』という言葉が好きだと言ってきた理由を自分でも納得し始めて、気づき始めている」という。

 来季の目標について「今年以上に一軍の舞台で活躍してチームの優勝という目標に少しでも近づくように精一杯やっていきたい。この1年間で味わってきたこととか、感じたことをしっかり反映したトレーニングとか練習をして、来年こそは今年できなかったことをやり返そうと思う」。継続は力なりの言葉を胸に来季2年目の逆襲に根尾は燃えている。