ナイン侍化計画 中日・大野雄「差はない」

2019年12月21日 16時30分

中部運動記者クラブのMVPに輝いた大野雄

 大事なのは自信を持つことだ。中日で唯一、侍ジャパンの一員としてプレミア12に出場し、不慣れな中継ぎで3試合、計5イニングを投げ防御率1・80と奮闘した大野雄大投手(31)が「中日の選手と、選出された侍ジャパンの選手にあまり差はないと思う。同じプロ野球選手なんだから誰でもチャンスはあると感じた」と竜ナインに呼びかけた。

 特に大きな期待を寄せるのが2年目右腕の鈴木博志投手(22)だ。今季は開幕から守護神に任命されたが、安定感を欠いて7月27日に二軍落ち。そのまま一軍に復帰することなくシーズンを終えた。大野雄は「外国人相手でも全然通用する素晴らしい真っすぐを持っている。155キロ以上投げられる投手はなかなかいない。ただ球速が出ても打者のタイミングが合いやすいとか、嫌がる球を投げられてないと思う」と歯がゆい思いを口にする。

 その上で鈴木博の不振の要因を「頭がパンクしてるのでは。整理して何が必要なのか、合っているのか、自分で見つけ出さないといけない」と分析。「同じ“ヒロシ”でも、ソフトバンクの甲斐野央がすごく活躍したけど、博志にもそれができる」とエールを送った。

 野手の筆頭は高橋周平内野手(25)。今季は三塁手でベストナインに初選出されたとあって、大野雄は「やっぱり周平は打って守れるし、侍入りしても遜色ない。なんといってもベストナインですからね」と自信を持つよう背中を押す。今後、中日ナインから何人の侍戦士が誕生するのか楽しみだ。