阪神が新外国人・サンズ獲得へ 「韓国リーグ経由」 今度こそ大丈夫か!?

2019年12月18日 16時30分

 負の歴史を払拭することはできるか。阪神が新助っ人としてジェリー・サンズ外野手(32=韓国キウムからFA)の獲得に動いていることが17日、分かった。今季は韓国リーグで139試合に出場し、打率3割5厘、28本塁打、113打点で打点王のタイトルを獲得した長距離砲。兵庫・西宮市内の球団事務所で取材に応じた谷本球団本部長は「最終局面です。もうちょっと時間はかかると思うが」と認めた上で「外野を守れる大砲で守備も良さそう。(巨人に加入した)サンチェスからも打っている」と期待を込めた。

 獲得の決め手は“矢野プッシュ”だ。球団関係者によれば「韓国での実績もそうだが、一番は矢野監督からの評価が高かったことが要因になっている」という。阪神で韓国リーグ経由の助っ人といえば2018年に在籍したウィリン・ロサリオ内野手(30)が記憶に新しい。2年連続30本塁打、100打点超の実績を引っ提げて推定年俸3億4000万円で加入したが、シーズンではパッとせず1年限りで退団。金本前監督の辞任の一因にもなった。

 同じように韓国で結果を出し、右の大砲として当初から獲得リストに挙がっていたサンズに関しても、球団内では「ロサリオと同じ轍を踏むのでは…」と敬遠する向きもあった。そんななか、指揮官自ら独自ルートを駆使してサンズのプレー映像を入手し入念にチェック。「いい選手じゃないか!」と太鼓判を押し、獲得に向けてかじを切ることになったという。見立てが確かなら、指揮官が“さんずの川”を渡らされるようなことにはならないはずだ。

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