落合元監督の与田流批判 中日関係者は大反論

2019年12月12日 16時30分

落合氏の発言が波紋を呼んでいる

 元中日監督・落合博満氏(66)の“オレ流発言”が球団内で波紋を呼んでいる。

 10日に放送されたCBCラジオ「ドラ魂キング」にゲスト出演した落合氏が、7年連続Bクラスと12球団で最もCSから遠ざかる中日の低迷期について言及。「想像? ついてた。弱くなるのは簡単だもん。強くするのは大変。(チームに足りないものは)練習ですよ! やってない。負けるってことはしてないってこと。(選手に)体力ないもん。8月、9月に負けるということは体力不足だもん」とばっさり。

 その上で「俺らのときは選手よりも首脳陣が悔しがってた。何でこんなとこに負けないといけないのか。俺らが悪いのなら、これからどうするのかを毎日ゲームが終わってから1時間半ぐらいしゃべってたな。(与田監督は)まあ考えてないだろうな。そんなタイプじゃなさそうだもん」と現在の“首脳陣批判”も展開した。

 このオレ流発言を球団内から疑問視する声が出ている。今季中日は68勝73敗2分けの借金5でリーグ5位に沈んだが、月間成績は8月は借金1、9月は貯金5と、シーズン後半に驚異的な巻き返しを見せて実際は5月から7月までの成績よりもアップ。そのためチーム関係者は「落合さんが試合を見ていなかった証拠だよ。むしろ8月、9月の方が良かったのに体力不足なんて適当なことを言うのはどうなのか。練習量だって当時と比べてそこまで減っていないと思う。仮に少なくなっていても多ければいいという問題でもないし、考えながらやれている。それに今の首脳陣も毎試合後は綿密に話し合っているのに」と不快感を表す。

 与田監督は今季143全試合に出場した大島を73試合で3番に据えた。これに落合氏は「俺は万一でもどんな選手がいても大島を3番にはしない。相手のバッテリーからしたら頭の中からホームランを消せる。あの子に3番は無理だと思う。俺がマウンド上がっていたら楽だなこの打線はと思うもん」と苦言を呈した。

 これにも別の関係者は「3番・大島はありでしょ。174安打で初めて最多安打のタイトルを獲得したしね。塁に出れば盗塁もあって相手投手が嫌がるし、4番・ビシエドの攻め方も変わってくる。与田采配にケチをつけるのはいかがなものか…」と首をかしげる。

 ある選手も「落合さんのときと時代も選手もかなり違う。今のチーム状況をあれこれ言われるのはちょっと悲しい」と嘆いているが…。来季はAクラス入り、リーグ優勝を果たして落合氏をギャフンと言わせるしかない。