ロッテの種市篤暉投手(21)が11日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉を行い、今季の680万円から441%増の年俸3000万円でサイン。背番号は63から16への変更が決まった。

「(金額を)見た瞬間は笑うしかなかった。8勝以上の評価をしていただいた。勝っていた試合で逆転されたぶんや、後半長いイニングを投げたところも評価していただけました」と笑顔で話した。

 若手の手本となる。前日には施設見学に訪れたドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18=大船渡)と寮で対面。「体がデカいというか、身長があって逆に自分が後輩なんじゃないかと思った」と圧倒されたが、「キャンプが一番大変なので、そこはもっとコミュニケーションを取ってあげたい。電車の乗り方とか、新宿はずっと上を見てないといけない。アプリを取ってほしいなと思います」と同じ東北出身の黄金ルーキーにアドバイスを送る。

 球団からは来季の背番号16を提示され「他球団ではエースナンバーでもある番号。ローテの中心になってほしいと言われたので、柱になれるように。2桁勝利? それは最低限と思ってます」と力強く答えた。

(金額は推定)