中日 ドラ1・石川にOB山崎氏が愛の激辛エール

2019年12月11日 11時00分

ゴルフコンペ終了後、冗舌に語る山崎氏

 中日OBの山崎武司氏(51)が、3球団競合の末に中日がドラフト1位指名した石川昂弥内野手(18=東邦)にまさかの激辛エールだ。高校通算55本塁打の金の卵が将来の目標として3冠王をブチ上げていることに、2度の本塁打王に輝いている先輩スラッガーは「今はチヤホヤされて、僕らもプロ入ってきたときは3冠王や本塁打王を目指すとか言ってきたけど、プロの厳しさを嫌というほど1年目から思い知らされるのでは…。早く鼻っ柱をへし折られてプロの洗礼を浴びた方がいい」と訴える。

 9月に台湾で行われたU18W杯で日本代表として選出された石川は、木製バットを苦にせず本塁打を放つなど活躍した。しかし山崎氏は「侍ジャパンで木のバットで打ったとみんなから評価されているけど『何を言っているの!?』と俺は思う。彼のスイングはまだ高校生だし、今の打撃ではプロのスピードに全くついていけないと思う。インコース、変化球の対応、バットの構え方から、ちょっとずつ改善していかないと。清原(和博)さんとか村上(ヤクルト)までの力は備わっていないのでは。打撃技術じゃなくて、ただの腕力だと思う」とも指摘する。

 昨年のドラフト1位・根尾も1年目の今季はプロの壁に苦しんだ。山崎氏が厳しいことを言うのも将来、ドラゴンズを背負う選手だと見込んでいるからこそ。「根尾と石川で将来の3番、4番を組んでくれれば。俺は8年も9年もかかったが、彼らは3~4年ぐらいで出てきてくれると思う。石川は同県人だし、何かアドバイスできることがあればいつでもしたい。右に広角にも打てる。持って生まれた(才能を持つ)久々の右の大砲だからね」と期待を寄せる。