阪神・糸原 ケガ覚悟の「虎の穴」ごもり

2019年12月10日 16時30分

パワー不足解消に決意を新たにした糸原

“鉄人流トレ”でパワーアップだ。阪神・糸原健斗内野手(27)が9日に今後の自主トレについて「きついけど自分に返ってくると思ってケガしない体づくりをしていきたい」と広島のトレーニングジム「アスリート」を拠点にすると明かした。

 同ジムは金本知憲前監督や元広島・新井貴浩氏(野球評論家)、巨人・丸佳浩外野手など数々の一流アスリートを輩出してきた虎の穴だ。糸原自身も島根・開星高時代に指導を受け、プロ入り後も広島遠征時に訪れている。ただ、球団の方針により入団から3年間は指定強化選手としてオフ期間中もチームの指導を受けていたため、集中的に通い詰められるのは今オフがプロ入り後初となる。

 今季は143試合出場で打率2割6分7厘、2本塁打、45打点。2年連続で主将を任されるなど伸び悩みの多い阪神の若手の中では一番の有望株だが「リーダーシップもあって守備位置も多彩。打撃に関してもコンタクトする技術や打席での粘りは一級品。ただ、パワーがないので怖さに欠ける」(球団関係者)。

 恩師である金本前監督も打撃技術に関しては、かつて4番を託したロサリオをもじって「小ロサリオ」と絶賛するほどだったが、プロ3年間で通算4本塁打というパワー不足が課題だった。この弱点克服に向けて「きつ過ぎてケガするかもしれないけど頑張ります」と極限まで追い込むつもりだ。マッチョになって本塁打量産といきたいところだ。

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