チーム最多タイ8勝とブレークのロッテ・種市 さらなる飛躍もオフから始まる

2019年12月09日 16時30分

種市篤暉

 ロッテの種市篤暉投手(21)が飛躍の一年を総括した。4日に米・シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」から帰国したばかりの右腕は「アメリカはよかったです。お土産はチョコレートとか。全部親族に配っちゃいましたけど」と笑顔。帰国後は連日、浦和の二軍施設で練習に励むなど、オフのトレーニングにも余念がない。

 その理由について、種市は「オフの過ごし方が一番大事。去年もこの時期にウインターリーグと自主トレでフォームを変えたのがよかった。フォームの改善は時間がないとできませんから」。

 昨オフはトレーナー鴻江寿治氏が主催し、ソフトバンク・千賀や東浜らが参加する自主トレ「コウノエスポーツキャンプ」に自ら参加。

「一番は軸足にためる意識で投げていたのを、速いテンポで投げるという意識に変えた。イメージは千賀さんとかマエケンさんとか。実際に千賀さん本人や、鴻江さんや東浜さんからもいろいろと教えてもらいました」

 あこがれの右腕・千賀から直接“お化けフォーク”を教わるなど弟子入りした成果もあってか、今季は規定投球回未到達ながらチーム最多に並ぶ8勝を挙げるなど、一躍大ブレークを遂げた。

 次世代のエースとして期待も高まるが「自分はまだその立場じゃない。このオフからこの一年が始まったので、今年も変わらずやるだけです」と話した種市。飛躍の一年を足掛かりに、来季への戦いはすでに始まっている。