斎藤佑が明かした野球の競技人口減少対策

2019年12月09日 11時00分

子供たちと交流した斎藤

 日本ハムの斎藤佑樹投手(31)が8日に東京都西東京市にある早大施設で、同校野球部OB会主催のイベント「あそび場大開放! ~現役野球選手と野球遊びを楽しもう~」に参加した。

 同イベントは「バットやボールを使える遊び場がない」「野球チームに入るのはハードルが高い」「ボールを投げる能力が低下している」など、近年の子供と野球を取り巻く社会課題を解決するためのプロジェクトで、今年で5回目。

 ゲストで登場した斎藤は、キャッチボールのお手本を見せたり、フリスビーや的当てなどで子供たちと交流した。

 変則的な投げ方でフリスビーを飛ばす子供を見ては「どうやって投げてるの? こう?」と“逆指導”も受け、うまく投げることに成功すると「よっしゃー!」と無邪気に喜ぶ姿も見られた。

 イベント後、斎藤は「やっぱり野球が楽しいっていうことを野球をやったことがない子たちに知ってもらうこと(が重要)。今日は僕も一緒に楽しませてもらいました」と笑顔。それでも、昨今嘆かれている野球の競技人口の減少について話題が及ぶと、真剣な表情に変わった。

「危機感というのは感じてないですし、感じないようにしています。当然子供の人数も減ってきて、楽しいことが多様化してきていますし、選ぶ選択肢が多くなってきているのはいいと思うんです。自分がやってきた野球を子供たちに押し付けることは絶対やってはいけないと思いますし、子供たちが野球を知って『こんな楽しいことがあるんだ』と本人たちが気付いてくれたらいいなと思うんです」と、自身の願いを語った。

 それでも、野球人としての自負はある。「今年はラグビーがとても盛り上がりましたけど、そんなように毎年毎年野球が盛り上がるチャンスをつくっていきたい。野球を中心に日本のスポーツが盛り上がっていけたらと思います」と力強い言葉を口にした。来季、自身の活躍で球界を盛り上げることはできるか。

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