広島・大瀬良 プレミア12に後ろ髪 東京五輪へ侍への熱い思い

2019年12月07日 16時30分

侍ジャパン入りを熱望した大瀬良

 まだ、あきらめない。広島の大瀬良大地投手(28)が2020年に向けて早くも意欲を燃やしている。19年は自身初の開幕投手を務めるなど上々のスタートを切ったが、シーズン途中の不振もあり、26試合で11勝9敗、防御率3・53だった。

 15勝7敗、防御率2・62で最多勝利と最高勝率(6割8分2厘)を獲得した18年に比べて数字こそ落としたものの、エースとしてチームの苦しい場面を何度も救ってきた。そんな大瀬良が今年、出たかった試合が「プレミア12」だった。

 同大会には広島からは菊池涼、会沢、鈴木の3人の野手が出場。3選手とも活躍し、侍ジャパンは10年ぶりの世界一に輝いた。広島で秋季練習に励んでいた大瀬良は「(テレビで)ちょこちょこ見ていました」という。

 チームメートの活躍には「頼もしいなと思っていました。キクさん(菊池涼)もアツさん(会沢)も(鈴木)誠也も、あれだけ活躍してすごいなという気持ちでした」と喜びつつも「(自分も)出たかったな」とも思っていたという。

 大瀬良は「こればっかりは成績を出さないと(代表に)選ばれないので」と話し表情を引き締めつつ、来年に控える東京五輪には「もちろん出たい気持ちはあります」ときっぱり。18年の日米野球に出場した右腕は代表への熱い思いを持っている。

 ただ、東京五輪のメンバーについて、侍ジャパンの稲葉監督はプレミア12の出場メンバーを「土台にする」と話している。大瀬良の来季の活躍次第といえそうだが、わずか24選手だけが出場できる五輪舞台へ向け、コイのエースはアピールを続けていく。