阪神 来季三塁定位置獲得へ「脱・春の大山」だ

2019年12月06日 16時30分

 阪神・大山悠輔内野手(24)が“4度目の正直”に燃えている。

 3年目の今季は全143試合に出場し、打率2割5分8厘、14本塁打、76打点をマーク。しかし、開幕から4番で起用されながらも打撃不振やチーム事情などもあり、夏場以降は打順降格やスタメン落ちの悔しさも味わった。5日には兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1700万円増の4700万円でサイン。「悔しいシーズン。僕の成績がチームの勝敗に直結する打順だったので。でも一つの目標だった規定打席に到達することもできたので、そこはプラスに捉えたい」と話した上で「この経験を(今後に)どう生かすかは自分次第。来季の目標は143試合フルイニング出場。春からしっかり勝負できるよう準備していきたい」とさらなる飛躍を誓った。

 阪神は今オフ、新外国人のジャスティン・ボア内野手(31=前エンゼルス)の獲得を発表。メジャー通算92発の大砲の加入により大山は来季マルテと三塁の座をかけて争うことが確実なだけに、2月から始まる春季キャンプおよびオープン戦でのアピールが最重要課題となってくる。

 しかし、大山はチームきってのスロースターター。今季も春先は打撃不振に陥り、3月の打率は1割台。4月12日の中日戦(甲子園)では好機での凡退を繰り返し、試合途中でベンチに下げられる屈辱もあった。

 阪神ファンの少年が書いたとみられる「春の大山」と題したポエムがSNS上で話題になったこともあったが、鬼門の春を乗り越えられない限り、全試合フルイニング出場は難しい。

 阪神首脳陣も「競争を勝ち抜くためにも来季こそしっかり調子を上げた上で春を迎えてほしい。まだ若いんだから。しっかりと春に数字を残せれば東京五輪への日本代表選出も大山なら夢じゃない。それだけの素材を持っている選手」と大きな期待を寄せる。“脱・春の大山”なるか。

【関連記事】