阪神・高山俊外野手(26)が5日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み400万円増の年俸3600万円でサインした。定位置奪取とはいかなかったが、105試合で打率2割6分9厘、5本塁打、29打点をマーク。球団からは守備、走塁の向上を評価されたが「やっぱり悔しい。(打撃の)状態が悪くない中で二軍に落ちて1か月くらいいたので」と振り返った。

 かつての新人王も来季は5年目を迎える。危機感をあらわにする高山は「来年は孝介(福留)さん、糸井さん、近本を押しのけて『高山に勝てなかった』と言われるぐらい、大口を叩きましたけどそれぐらい自分にプレッシャーかけてやりたい」と、あえてビッグマウスとなり意気込んだ。

(金額は推定)