鳥谷いまだ移籍先決まらず野球浪人も 代理人の高額年俸設定がネックか

2019年12月05日 16時30分

鳥谷敬

 阪神を今季限りで退団した鳥谷敬内野手(38)の進退に古巣がヤキモキしている。球団から引退勧告を受けながらも、現役続行を希望し自由契約の身となった。しかし、保留者名簿が公開され、松坂大輔投手(39)の西武入りが決まるなどオフの移籍市場も最終局面を迎えるなか、依然として音沙汰なしの状況だ。

 ある球団OBは「現状、獲得に向けて積極的に動いている球団はないようだ。どこの球団も若返りを図りたいところで手を出しにくいのかもしれない。移籍先探しは代理人に任せているようだが、自分で探したほうがよかったのではないか…」という。退団が決定した直後、井口監督と親交があることからロッテへの入団が決定的と見られていた。ただ「井口監督はプッシュしているが、ロッテの球団フロントが首を縦に振らないらしい」(球界関係者)と入団には至らず。ヤクルトやDeNAも獲得を検討していたものの、代理人の年俸設定が予想以上に高額のため、どの球団も二の足を踏む事態となっているというのだ。

 球団内では「このままでは所属先がないまま2月を迎えるのでは…」とかつて巨人を自由契約となり、他球団への移籍を目指した村田修一氏(現巨人二軍野手総合コーチ)のように“野球浪人”となることを心配する声も上がっている。「この先どうなるかは分からないですが、これまでやってきたことを信じて頑張りたい」と言って縦じまに別れを告げた鳥谷。来季はどこのユニホームに袖を通しているのか…。