西武・内海哲也投手(37)が3日、契約更改交渉に臨み、減額制限いっぱい(25%ダウン)の7500万円で来季の契約を更改した。

 巨人にFA移籍した炭谷の人的補償として西武に移籍した内海の今季は、先発ローテーションの一角として期待されながら開幕前に左前腕部の肉離れで離脱。その後も患部の状況は上がらずプロ16年目で初の一軍登板なしに終わった。

 内海は「ケガをして苦しいシーズンだった。苦しさしかなかった。土日とかは第二(球場)で練習をしていてメットライフ(ドーム)のすごい声援が聞こえていた中で、もどかしい気持ちだった」と移籍1年目を振り返った。

 10月24日には左前腕筋腱修復手術を受け、現在はリハビリ中。2月には投球練習を開始する予定となっている。

 背水のシーズンとなる来季に対し内海は「来年が勝負。ダメならクビになってしまう。ライオンズのユニホームを着てメットライフのマウンドに立つのが目標。一試合でも多く立ちたい」と言葉に危機感をにじませていた。

(金額は推定)