「投げるおかわり君」こと西武・平良海馬投手(20)が3日、契約更改交渉に臨み、今季の600万円から倍増の1200万円でサインした。

 高卒2年目の今季、中継ぎとして26試合に登板し2勝1敗1セーブ6ホールド、防御率3・38の成績を残した平良は「(渡辺GMに)今年はよく頑張ってくれた、ということを言ってもらって、あとは緊張してよく覚えてません」と会見を切り出した。

 最速158キロの速球を武器にシーズン終盤は勝利の方程式にも入った20歳右腕は「いろんな場面で投げることができていい経験ができました。予想以上に僅差の場面でも投げさせてもらった。球速よりも力強い球を投げていければいい。来年は今年の倍、50試合投げたいです」と来季の抱負を述べ「課題は変化球が入らずストレートが打たれるパターンが多かった。今あるカットボール、スライダー、カーブをしっかり磨いて頑張ります」と続けた。

(金額は推定)