西武・中村は3億5000万円でサイン「4番のこだわり捨ててます」

2019年12月02日 16時32分

大幅アップした中村

 今季123打点で4年ぶり4度目の打点王に返り咲いた西武・中村剛也内野手(36)が2日、9000万円アップの3億5000万円で来季の契約を更改した。

 今季の中村は8月11日以降、不振の山川に代わり4番に座ると、そこからチーム快進撃の原動力となり、ソフトバンクとの最大8・5ゲーム差逆転Vに大きく貢献した。

 本塁打もプロ野球史上20人目となる通算400号サヨナラ弾を含む4年ぶりの30号をマークした中村は「(球団には)よく頑張ってくれたと言ってもらえた。それなりにチームに貢献できたと思う」と細い目をさらに細めた。
 
 旧指定席での活躍については「ちょうど山川の調子がなかなか上がらない時に4番に入った。その前からいい状態のまま入って何も変わらずにできた。(チームの上昇は)たまたま僕が4番を打った時にチームの歯車がよくなっただけ。僕が4番に入ったからじゃない」と謙遜してみせた。

 春先に「まだまだ山川の壁にならないといけない」と語っていた中村にとって36歳になった18年目シーズンは、まさに有言実行の一年でもあったわけだが、本人が最も嫌う「おごり」や「慢心」の芽となりそうな言葉を慎重に排除していた。

「4番へのこだわりはないです。こだわりはもうとっくに捨ててます。言われたところでしっかり結果を残すだけ」。こう現在の4番へのスタンスを語った中村は来季19年目のシーズンに向けては「チームとして(リーグ)連覇はできたし、来年は3連覇を目指してやりたいと思います。個人としては本当に1年間、しっかりと戦力になりたいと思っている」ときっぱり。

 2015年以来、4年ぶりの出場130試合(135試合)超えでマークした30本塁打、123打点を来季も継続させたいことだけに意識をフォーカスさせていた。

(金額は推定)