中日・大野雄 複数年契約どうなる 来季FA流出阻止へ

2019年12月02日 16時30分

大野雄大

 中日が大野雄大投手(31)の「来季FA流出阻止」へ向けて動いている。すでに複数回の下交渉を行い、大幅年俸アップと3年の複数年契約を提示。竜投のエースに何とかチームに残ってもらおうと必死になっているのだ。

 大野雄は今季9勝8敗と2桁勝利には届かなかったものの最優秀防御率(2・58)の初タイトルを獲得。9月14日の阪神戦では史上81人目となるノーヒットノーランを達成するなど昨年の0勝から完全復活を果たした。「打線がちゃんと援護していれば13勝以上はできた」とチーム内でもその安定感は高く評価されている。

 その大野雄は来季中に国内FA権を取得することが濃厚。FA宣言すれば来オフ、複数球団による大争奪戦が勃発するのは必至だ。

「(来年のFA権取得については)考慮している。複数年も含めて話をしているけど、本人がどう考えるか。引き留めたい選手? そりゃあ、そうですよ」(加藤球団代表)と球団サイドは来年オフのFA流出を防ぐために単年契約に加えて3年の複数年契約を用意。水面下では下交渉が複数回行われており、現在の年俸6000万円からの大幅アップが提示された模様だ。今オフ、大島がFA宣言する可能性が出てきて大慌てとなっただけに球団サイドとして単年ではなく3年契約での更改を望んでいる。

 大野雄は「すごく良い評価をしてもらっているのは間違いない」と球団側の評価には大満足しているが、その一方で「(単年契約か複数年契約かは)決まっていない。まだ考えてます」とも…。

 近日中に行われる契約交渉で大野雄が3年ではなく、単年契約を選んだ場合、中日に激震が走ることになりそうだ。