阪神・近本が新入団の若虎8人にエール プロ入り前の“モラトリアム”を楽しめ!

2019年12月02日 16時30分

施設見学をした(前列左から)西、及川、遠藤、藤田、(後列左から)井上、小川、小野寺、奥山

 阪神の新入団選手8人が1日に行われた球団施設見学に参加。新たな“戦場”となる本拠地・甲子園球場やファーム・鳴尾浜球場に加え、同球団や高校野球の歴史などを展示した甲子園歴史館などを訪問した。ドラフト1位右腕・西純矢投手(18=創志学園)は「自分も歴史に名を残すような選手になりたいと思いました」とプロ入りを目前に気持ちを引き締めた。

 甲子園歴史館内で、金のタマゴたちの目をひときわ引いたのは、昨年の阪神ドラフト1位・近本光司外野手(25)が今季更新したセ・リーグ新人最多安打記録をたたえたパネルだ。“1期上”の身近な先輩とあって各選手とも真剣なまなざしで見つめていたが、そんな近本も阪神への入団が決まった昨年の11月ごろは「阪神といえばファンもマスコミも“怖い”イメージがあったので不安はありました」と語った上で「でも、実際に入団してみれば阪神というチームは本当に温かかったです。安打が出なかった時も、中堅の守備に就いた際には『次は打てるぞ』といった声をスタンドのファンからかけてもらい、心強かった」と、当時を振り返る。

「プロ入り前は、自分に143試合を戦い抜く体力が本当にあるか心配で心配で仕方なかったです。でも、そういうのって実際その世界に入ってみないと分からない部分も多い」と不安に陥った時期もあったという近本は「今思えば(プロ入り前に)『自分のやりたいことをもっとやっておけばよかったな』と思います。個人的にはもっと海外(旅行)に行っておきたかったですね。ヨーロッパもそうですし、オーストラリアでスカイダイビングをやってみたかったんですよ」

 プロ入りすれば今まで以上に野球漬けの日々が待っている。本業の野球も当然大事だが、人生をより豊かにするためには“モラトリアム”を楽しむことも重要という近本の“金言”を新人選手たちはどう聞くか――。