ロッテの命運を握る佐々木朗希の育成「失敗したら…」気をもむOBたち

2019年12月02日 16時30分

いろいろな期待がかかっている佐々木

 ロッテ入団が決まったドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)をめぐり、OBたちが気をもんでいる。

 佐々木は11月30日に契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円の最高条件で入団に合意。背番号は「17」に決まったが、ロッテOBで本紙評論家の得津高宏氏は「これからが大変。しっかり育てて、昔のロッテに戻らないようにしてもらいたい」と心配している。

 もちろん大きな期待を寄せてはいるものの、期待が大きいからこそ不安も出てしまうのだろう。今オフのロッテはとにかくいいことずくめで、ドラフトで佐々木を引き当てたかと思えば、FA戦線でも鈴木こそ楽天に流出してしまったが、美馬、福田のダブル獲りにまんまと成功。「FAで巨人と競争して勝てたのなんて初めてじゃないですか。人脈とかいろいろあったのかもしれませんが、ロッテが魅力的な球団になってきたのは間違いないでしょう」(得津氏)と目を細めている。

 得津氏は続けて「私がスカウトをしていたころは『ロッテにだけは行きません』と散々拒否されたもの。いったんOKをもらったのに『やっぱりやめます』なんていうこともあった。(PL学園の後輩の)清原には『得津さん、お願いしますから指名しないでください』と言われましたからね。そういう時代を思えば『ロッテに行きたい』という選手が増えてきたことは喜ばしい限りです。ただ、佐々木の育成に失敗してしまったら『やっぱりロッテはダメだった』なんて言われてしまうかもしれません。そうならないようにしてもらいたいものです」。

 ある意味、ロッテの命運を握っているともいえる佐々木。このまま人気球団へと変貌できるだろうか。