ソフトバンクの三笠杉彦GM(45)が29日、ヤクルトの大砲、ウラディミール・バレンティン外野手(35)の獲得に本格的に乗り出す姿勢を示した。

 この日、ヤクルトの保留者名簿から外れることが正式に確定。12月2日をもって自由契約となり、他球団との交渉が解禁となる。「実績のある選手ですし(FA権の取得にともない)外国人枠から外れるというのも大きなところ。(保留者名簿から)外れるということであるならば、興味を持って調査をしたいと思います」と話した。

 また、自チームでは契約が切れるデスパイネとグラシアルが保留者名簿から外れるが、昨年同様にキューバ政府と交渉する兼ね合いがあるためで、来季の残留が基本線となっている。「難航しているというわけではない。本人たちもホークスでプレーしたいと言ってくれている」と説明した。