オリ・吉田正 イチロー抜き球団最速2億円「最高の評価をしてもらった」

2019年11月29日 18時00分

 オリックス・吉田正尚外野手(26)が29日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、1億1500万円アップの年俸2億円でサインした。プロ5年目の2億円到達は当時、1億6000万円だったイチローを抜いて球団最速となった。

「ツーハンドレッド、ミリオンです」。笑顔を見せた吉田正は「最高の評価をしてもらった。チームは最下位だったけど、来年も勝利に導く活躍をしてくれ、と。143試合に出られたことは自信になった。来年も続けたい」と胸を張った。打率3割2分2厘、29本塁打、85打点と堂々たる成績を残し、シーズン後は侍ジャパンに召集されて世界一の栄光を勝ち取った。オリックスの大砲として申し分のない活躍を見せたことが年俸の大幅アップにつながった。

 とはいえ、反省も忘れない。シーズン前半は調子が上がらず、プレミア12でのスタメン落ちもあった。「世界一だけど決勝も出ていない。実力もまだまだ。悔しい思いをした。プレーの一つひとつの精度を上げて期待に応えられるようレベルアップしたい」。

 来季は5年連続Bクラスに沈むチームを上位に浮上させるだけでなく、東京五輪出場も「そこに立ちたい思いもある。選んでもらうためにも、スタートからしっかりやりたい」と力を込め、さらに将来的なメジャー挑戦についても「一選手としては高いレベルでプレーしたい気持ちはある。そこで活躍したい思いは誰でもあると思う。でも自分がまず認められ、1番にならないといけない。そんなに甘くない」と口にした。吉田正の飛躍は止まりそうにない。

(金額は推定)