巨人・岩隈 減額制限超える3000万円ダウン「一軍のマウンドに立って恩返し」

2019年11月28日 18時39分

悔しげな表情で今季を振り返った岩隈

 日米通算170勝右腕が最後の意地を見せる。巨人・岩隈久志投手(38)が28日、契約更改に臨み、減額制限を超える3000万円ダウンの2000万円でサインした。

 第3次原政権の「Vの使者」として8年ぶりに日本球界に復帰したものの、2017年に手術した右肩の調子がなかなか上がらなかった。8月にファームの試合に登板するも、再び調子を崩し結局、一軍のマウンドに上がることはなかった。

 会見冒頭「来シーズンもジャイアンツでプレーさせていただくことになったことを報告したいと思います」と殊勝に語ったベテランは「肩の状態もなかなか上がらない形で自分自身もすごく悔しい思いもしましたし、この野球人生の中でも一番早くシーズンが終わってしまった、早い一年だったなと感じている。ジャイアンツも優勝して、チームの優勝の輪に入れなかった悔しさっていうのはすごくあります」と悔しい今季を振り返った。

 地道なトレーニングは現在も継続している。もちろん狙うは先発ローテーション入りだが「とにかく一軍のマウンドで投げることで、このジャイアンツに恩返しをする、という思いがあるので、(先発への)こだわりを持つというよりも、しっかり投げれること、と思ってます」と語った。

 23日のファン感謝祭では、メジャーに挑戦する山口俊投手(32)からアドバイスを求められた。打者への攻め方にまで話が及んだそうで「(山口俊は)楽しみな感じの表情もしていましたし、ちょっと不安も口に出してましたけど…。ただ挑戦するっていう気持ちが強かったので、僕は応援したいなってことで話させてもらいました」と語った。

 まずはキャンプインの来年2月1日に万全のコンディションで臨むこと。背番号21の復活ロードはこのオフも休むことなく続いていく。(金額は推定)