やはり本気だったのか。阪神、日本ハムなどで活躍し、このほど「現役復帰宣言」で話題を呼んでいる新庄剛志氏(47)が27日に自由契約選手として公示された。これまでは最後に所属した日本ハムにしか復帰できない任意引退選手だったが、これでどの球団とも契約することが可能となった。

 自由契約への変更を申請した日本ハム・吉村GMは新庄氏から要請があったことを明らかにし「うちは契約する意思はないので、復帰するなら自由契約公示するしかない」と説明した。

 今回の新庄氏の「現役復帰宣言」には、球界関係者の間からも「さすがに無理」「注目を集めたいだけでは?」と、その“本気度”を疑問視する声もあったが、古巣の日本ハムにきちんと連絡を入れ、正式な手続きを踏んでいることからも、新庄氏なりにしっかりとした復帰プランがあるのだろう。

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)からの次期衆院選の出馬要請に前向きな回答を示すなど、球界にとどまらない新庄氏の動きから目が離せない。