阪神がメジャー92発のボアと基本合意 期待大きく「ブラゼルかバースに似ている」

2019年11月28日 11時00分

 阪神が獲得を目指していたメジャー通算92本塁打のジャスティン・ボア内野手(31=エンゼルス)と基本合意したことが27日、わかった。都内で行われたオーナー会議に出席した谷本球団本部長が「メディカルチェックのリポートも届いて問題なしとなった。来月には(入団を)発表できると思います」と明かした。

 待望の新助っ人はMLBで4度、2桁本塁打をマークし、20発以上は3度を誇る左打ちの大砲。同本部長は「逆方向にも本塁打が打てるし、何よりパワーがある。(甲子園の)右中間に放り込めばファンは喜ぶと思う。軽く打って反対方向にも入る。(阪神に在籍した)ブラゼルか昔ならバースに似ている。チャンスにも強かったイメージもある。193センチ、122キロと大きいですから。日本に来たら(ファンは)驚くと思う」と絶賛した。

 甲子園にラッキーゾーンがあった時代のバースはともかく、ブラゼルは広い甲子園で2010年に47本塁打を放った数少ない“成功助っ人”。その人物をほうふつさせるというから楽しみだ。

 同本部長によると、ボアの獲得調査を水面下で開始したのは2015年シーズンだったという。当時は同本部長は甲子園の球場長で、渉外担当の幹部らと米国視察した際、イチローが在籍していたマリーンズで「4番・一塁」を務めていたボアが、右中間へ特大弾を放つ姿にひと目ぼれしたという。

「イチローさんと同じ練習をしたこともあったと聞いてます。日本に興味があったみたい。ようやく(阪神に)迎え入れることができました」と同本部長。助っ人補強では失敗続きの阪神にとって「5年越しの恋人」が15年ぶりVの使者となるか注目だ。