日本ハム・斎藤佑 2年連続一軍未勝利も早大ラグビー魂で復活だ

2019年11月26日 16時30分

柿木(後列中央)らとカートで談笑する斎藤(左)

 来季は“荒ぶる投球”で完全復活だ――。2006年夏の甲子園を制した日本ハム・斎藤佑樹投手も今や31歳。プロ9年目の今季は2年連続となる未勝利に終わった。

 チャンスがなかったわけではない。投手陣で規定投球回をクリアしたのは15勝を挙げて最多勝に輝いた有原だけという苦しい台所事情の中、11試合の登板で先発は1度きり。まだまだ老け込む年齢ではないが、何かが足りなかった。

 ヒントは意外なところに転がっていた。25日に北海道内で行われた選手会ゴルフでのこと。斎藤は昨夏の甲子園V右腕でもあるルーキーの柿木らと同組で回った。ラウンド中は「野球の話とかはしてない」そうだが、12歳下の新人から学ぶことがあったという。

「柿木にしても若い投手はいい意味で荒々しいところがあると思います。物おじせずに攻めた投球ができるし、自分の場合は慎重になりすぎて置きにいってしまう部分があります」

 経験を積むことで、怖さを覚える。同じミスをしないために慎重になることが悪いわけではないが、斎藤は自身の復活に向けて「自分も荒々しい部分を出せるようになれれば」と言う。

 くしくも斎藤の母校・早大の「ラグビー蹴球部」には部歌「荒ぶる」がある。来季こそ奮い立ち、逆巻く吹雪をはね返したいところだ。