ソフトバンク・松田宣が激白 東京五輪への熱い思い

2019年11月23日 16時30分

東京五輪出場に意欲を見せる松田宣

 チーム最年長のムードメーカーとして侍ジャパンの頂点に貢献したソフトバンクの松田宣浩内野手(36)が、来年の東京五輪に向けた熱い胸中を告白した。「プレミア12」からメンバーが4人減の24人にまで絞られるが、再び最高の景色を見るためにも来季は開幕からの猛アピールを試みる。「次は(広島・鈴木)誠也みたいになりたい」。バットでもヒーローとなることを掲げた。

「プレミア12」で世界一をつかみ取った“鷹の熱男”が東京五輪への熱い思いを激白した。

「もう一回出てオリンピックで頂点を目指したい思いは強まりました。可能性が決してゼロというわけではないと思う。選ばれるためにも開幕からアピールしていきたい。次は誠也みたいになりたい。37歳でも技術は上げられるし、国際試合で打てるようにもなれると思う」

 それだけ世界一の景色は格別だったという。過去、2度のWBCに出場しているものの、いずれもベスト4止まり。前回のプレミアも3位だった。

「決勝戦も初めてでしたが、こんな雰囲気なんだと。あれだけの選手たちが、すごく興奮して、はしゃいで、喜んでいた。僕はそれまでの試合で出してもらいながらあまり打てずに、決勝だけ出られなかったけど、だからこそ声を出して盛り上げて世界一になりたいと思った。優勝した瞬間もあんなにうれしいことはなかった」と振り返る。

 松田宣は全8試合のうち7試合に出場したが、打率1割2分5厘とバットが振るわず、決勝の韓国戦ではスタメンから外れることになった。それでも決勝の試合前の円陣では「必勝」と書かれた日の丸のハチマキを巻いてナインを鼓舞。チーム最年長、ムードメーカーとしての役割は果たした。

 自ら「スーパー遅咲き。今のほうが力は上がってきている」と豪語する男だけに、次はバットでも貢献して世界一になりたいという。

「今回のプレミアに最年長で選んでもらって、稲葉監督を世界一の監督に、金子(ヘッド兼打撃)コーチを世界一のコーチにしたいと臨んだ。それは達成できたのかなと思います。でも、やっぱり、誠也や、それに浅村(楽天)のように打ちたかった。また選ばれて打てるように頑張っていきたい」

 ソフトバンクはチーム内の競争が激しく、来季は松田宣でさえポジションが安泰というわけではない。それでも、春先から大暴れして五輪切符をつかみ取るつもりだ。