阪神・清水ヘッドが断言 「打倒巨人の鍵は精神力」

2019年11月22日 16時30分

納会であいさつをする矢野監督(右)

 侍ジャパン選出ゼロだった阪神に“侍魂注入”の期待が高まっている。

 球団納会が21日、大阪市内のホテルで行われ、フロント、首脳陣、ナインらが集結。就任1年目を終えた矢野燿大監督(50)は「巨人に勝てなかったことは課題。どうやったら勝てるかを今から考える必要がある。原さんも補強などいろんなことをされると思うが、強いジャイアンツを倒したい」と8年連続カード負け越しを喫した宿敵へのリベンジを宣言した。

 そんな指揮官の思いに呼応するのが侍ジャパンから凱旋した清水雅治ヘッドコーチ(55)だ。現状を「巨人と力の差はそこまでないと思っている」と分析しつつ、今回の侍ナインを例にG倒の鍵は精神力だと断言。

「あれだけ実力があって年俸をもらっている選手でも侍ジャパンの試合では緊張していた。ただ、それでも最後には結果を出す。そういうハートの強さが紙一重のところになる。そしてその紙一重が大きい」と強調した。

 今回、巨人から選出された坂本勇人内野手(30)は大会中盤まで絶不調でスタメン落ちまで経験。しかし、稲葉監督の我慢強い起用に応えるように大会終盤には復調し、世界一奪還に貢献した。一流選手の土壇場での強さを目の当たりにしたことで「監督にもそういうことは伝えていきたい」(清水ヘッド)とメンタルの重要性を説いていくつもりだという。

 巨人に10勝15敗と負け越した今季、大山ら若手選手は軒並み、巨人戦での打率は低空飛行に終わり、正念場でのモロさを露呈した。矢野政権2年目となる来季こそは精神力強化でG倒といきたいところだ。