西武・辻監督 松坂“復帰”「頑張る姿が若手の大きな手本になる」

2019年11月21日 15時14分

後藤オーナー(左)と辻監督

 西武・辻発彦監督(61)が21日、都内にある西武ホールディングス本社を訪問し後藤高志オーナー(70)へ今季の終了報告を行った。

 報告後にはすでに渡辺久信GM(54)が接触し西武復帰への内諾を得ている前中日・松坂大輔投手(39)への期待について言及した。

 指揮官は西武での面識はないものの、松坂が3勝を挙げ大会MVP、そして日本の初優勝に貢献した2006年の第1回WBCでエースとコーチの関係だった接点を語り「彼が、もしそう(入団)なったら彼は選手ですし、彼の野球人生ですから、本人ももう最後と思ってやるんでしょう。だから若い選手に負けないようにやるそういう姿が若い選手にとって大きな手本になると思う」と語り、こう続けた。

「いろんなところで悩んだりした選手であれば、そういう話を聞けるチャンスでもある。経験も豊富にしていると思いますし、逆に手本になってくれというつもりもない。自分のことをしっかり、若手に負けないように、さらに野球を頑張らないといけない。そうい姿が自然とそういうふうになってくれるんじゃないかと思う」

 高卒1年目から16勝5敗の活躍で最多勝を獲得。以後3年連続リーグ最多勝、在籍8年で14勝以上のシーズン6度を含め計108勝(60敗)を挙げた元大エースが度重なる肩ひじの手術を乗り越え新たなスタイルで、どう最後のひと花を咲かせるのか。指揮官はどんな言葉よりも、その野球に向かう姿や取り組みこそを来年40歳を迎える松坂に期待していると語った。

 これに後藤オーナーも「渡辺GMが言った通り、(条件を)詰めている段階。そういうタイミングが来れば、みなさんに発表したい。あれだけの投手ですから、若手のいいお手本になる。本人もとにかくしっかりやってくれれば。大いに期待しています」と同調。14年ぶりに復帰することになる元エース右腕がチームに与える有形無形の好影響を今から期待していた。