9年ぶり秋季キャンプ参加のソフトバンク和田 来季完全復活へ「実りの秋」宣言

2019年11月21日 16時30分

ランニングで汗を流す和田

 自身9年ぶりにもなる秋季キャンプに異例の参加をしたソフトバンクのベテラン左腕・和田毅投手(38)が、来季の完全復活へ「実りの秋」を宣言した。充実の3週間について「自分の目標、来た目的は達成できた。本当に来れてよかったなと思う」と話した。

 志願してまでキャンプに参加した理由は今季の投球内容だ。左肩痛から復活して4勝をマーク。日本シリーズ第4戦でも5回を1安打無失点に抑える好投で日本一に貢献したが物足りなさを感じていたという。「今年は5回とか6回で降りることも多かった。途中で股関節がおかしくなったり、ハムストリングをけがしたり、若いときではあり得なかったことが起きた。日本シリーズの時も5回でいっぱいいっぱいだったのが現実だった」と振り返る。

 そんな中で今キャンプで取り組んでいたのは、ランニングやトレーニングをこなしていく中で課題を明確にして、どのようなメニューを自主トレ期間にすべきかの模索だった。「12月に自分の課題を見つける動きをするのはもったいない。足りてないところをやるためには早めにやらないといけない。自分に必要なものは何か。大まかな流れはイメージできた」と手応えを口にした。

 昨オフは左肩痛からの復帰がテーマだった。そのため「練習しようとしても肩のリハビリがメインになってしまった」。今年は投げることへの不安は一切ないだけに、オフの取り組みで「7回、8回は投げられるレベル」にまで戻すことが目標だ。競争が激しいソフトバンクでローテ争いを勝ち取るためにも「松坂世代」のベテランが燃えている。