巨人・山口俊 過去の泥酔トラブルで値切られる可能性も

2019年11月20日 16時30分

山口は2年前の謝罪会見で神妙な表情で頭を下げた

 球団初となるポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が決まった巨人・山口俊投手(32)に対して、メジャー関係者から辛口の評価が噴出している。

 山口は17日のプレミア12決勝・韓国戦(東京ドーム)に先発しながら2被弾を含む1回3失点KO、同大会通算防御率6・00。この大会で山口を視察していたア・リーグスカウトは「あくまで球団によって捉え方が違う」とした上で「シーズン中の成績(15勝4敗、防御率2・91、188奪三振)が良かったとはいえ、この大会の投球内容からも彼がメジャーで活躍できるイメージが湧かない。球速が(メジャーの)平均以下で、これという武器を持たない彼の投球スタイルと適応力に疑問を抱いている」と厳しい。

 さらに同スカウトは「彼の場合は性格面にも懸念材料がある。それは現時点で仮に彼を獲得した場合、クラブハウスでチームメートとうまくやっていけるかどうかの判断材料になるし、彼のパーソナリティーを本部に報告する上でも必須のリポート事項になる」と、暗に山口が2017年のシーズン中に起こした「泥酔傷害、器物損壊事件」を示唆した。

 メジャーでは今季途中までパイレーツに所属した韓国人の姜正浩内野手(32)が16年6月に白人女性に暴行、そのオフには韓国で飲酒運転事故を起こしながら逃走し、17年に懲役8月、執行猶予2年の判決を受けた。これに伴い、米国大使館から就労ビザの発行を拒否されるなど雇用者側のパ軍を巻き込んだ騒動があった。また近年問題視される選手による家庭内暴力(DV)規定違反者の増加などから、選手の身辺調査は強化せざるを得ない状況となっている。

 くしくも山口の過去の事案が姜と同じ飲酒に起因するものであるだけに、これだけで獲得を見送る球団が出てきてもおかしくはない。