ソフトバンク 若侍5人がキャンプ終盤に電撃合流の理由

2019年11月19日 16時30分

侍でも奮闘した甲斐野(左)と高橋礼

 キャンプの打ち上げが21日であることを考えれば異例の“3日間キャンプ”だ。ソフトバンクの侍ジャパン組が19日から宮崎キャンプに合流することになった。

 参加するのは代表チームで最年長だった松田宣を除く嘉弥真、高橋礼、甲斐野、甲斐、周東の5選手。当初は日本代表が決勝に残らなかった場合に最終クールから合流することも考えられていたようだが、結局のところ最終クール2日目からの電撃合流となった。

 日本シリーズまで戦っており、さすがに休養でもよさそうだが、なぜなのか? 2年目の選手が2人(高橋礼、周東)、新人1人(甲斐野)と若手が多い中で来季に故障や不振に陥らせないための措置でもある。チーム関係者は「特に甲斐野なんかは1年目でここまで投げている。来年も頑張ってもらうためには、ただ休むのでは逆効果となってしまう。(体を動かしながらの)リカバリー(回復)が大事だし、オフの過ごし方も大切になってくる。そこをしっかりと伝えることが必要」と話した。

 3年連続日本一に輝いたソフトバンクはほかのどのチームよりも長く戦った。今季は故障者が続出し、2年連続でリーグ優勝を逃した。来季は開幕が早く、工藤監督も侍メンバーの状態は常に気にしてきたところ。12月になれば首脳陣は指導できなくなるだけに、指揮官は今キャンプ中に面談もする予定。オフの取り組みの流れについて3日間を使ってアドバイスしていくというわけだ。

 来季こそV奪回が絶対条件のソフトバンク。侍メンバーも世界一の喜びに浸る間もなく来季に向けての準備を整える。