阪神・矢野監督が期待 梅野&高橋遥を五輪侍に

2019年11月19日 16時30分

梅野隆太郎

 今回のプレミア12でロッテとともに選手の選出がなかった阪神は“侍ゼロ”からの脱却を狙っている。稲葉監督が18日、東京五輪のメンバー選考に関して「(来)シーズンの選手を見て慎重に人選していきます」と新顔を招集する可能性を示唆したことで、がぜんやる気になっているのだ。代表経験のある矢野燿大監督(50)もさっそく「日の丸を背負うということは責任もあるし、普段野球を見ない人も見てくれたりする。来年の五輪には誰か選ばれるようになってもらいたい。俺らも精一杯頑張るし、選手自身も意識してやってもらいたい」と若手にハッパを掛けた。

 日本中が歓喜に沸いた侍ジャパンの世界一奪還だったが「うちの選手がいないので盛り上がりようがなかった。ナバーロが活躍したのが話題となったくらいで…。やっぱり阪神の選手が誰もいないのは寂しい」(チーム関係者)。秋季キャンプでもチーム内でプレミア12が話題になることはなく、今季限りで退団するメキシコ代表のナバーロが3位決定戦で決勝打を放ったことが唯一のハイライトになったという。

 それだけに今回惜しくも落選した捕手の梅野や左腕・高橋遥らへの期待は大きい。侍ジャパンで外野守備走塁コーチを務める清水ヘッドコーチは「あくまで本戦は来年。今後阪神からも出てくることを期待している」とも話した。滑り込みで五輪侍誕生となるか。