清原氏が事件後初のユニホーム姿 仕掛け人・立浪氏ら周囲に感謝

2019年11月17日 18時02分

ユニホーム姿を披露した清原氏

 覚せい剤取締法違反で有罪となり、執行猶予中の元プロ野球選手、清原和博氏(52)が17日、3年前に逮捕されて以来、公の場で初めてユニホーム姿を披露し、力強いスイングでファンを魅了した。

 清原氏はこの日、沖縄・浦添市で行われたFM沖縄開局35周年記念のイベントの野球教室などに参加。元横浜(現DeNA)監督の権藤博氏が監督を務め、PL学園高の後輩で元中日の立浪和義氏や岩瀬仁紀氏らと「ドリームチーム」の一員として、地元の少年野球チームと対戦もした。背番号は巨人などでつけた「5」。「4番・一塁」で出場し、3打数2安打2打点の活躍を見せた。

 そのうちの1打席は元マリナーズの大魔神・佐々木主浩氏がサプライズ登板し、中前適時打を放ち、スタンドに詰めかけたファンから拍手喝采を浴びた。

 試合後、清原氏は「素直にありがたかった。引退して10年になる。バッターボックスに立つときはドキドキもする。相手が中学生であれ、プロ野球の投手と同じ気持ちで打席に立たせてもらった。本当に素晴らしい体験をさせてもらった。今後の人生に生かしていきたい」と興奮気味に話した。

 1年前に清原氏に参加を呼びかけた“仕掛け人”の立浪氏は「今日見ても分かるように、清原さんがユニホームを着てグラウンドに立った姿を見て、これだけ子供たちが喜んでくれる。それだけ、先輩は野球界で全ての面において影響力がある方。大変な時期もあったけど、また野球界に復帰してもらいたい」と現場復帰へ向けて熱烈なラブコールを送った。

 清原氏は「1年前にタツ(立浪)から声をかけてもらったときは、自分自身も自信がなかった。自分が事件を起こして、こういう機会を与えてくれたことに、心から感謝している。この日のことは一生忘れない。また新たなスタートだと思う」と感謝した。その上で将来の現場復帰については「それに関しては自分が決めることじゃない。社会の皆さんが決めてくださること」と慎重に話した。

 女優・沢尻エリカ容疑者が前日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されるなど、芸能人を中心に薬物問題は後を絶たない。違法薬物撲滅の啓蒙活動に関して報道陣から意見を求められると、清原氏は「はい」と答えようとしたが、スタッフから「スポーツ報道と関係ないことはご遠慮ください」と制される一幕もあった。